- きざ
- I
きざ【刻・段】きざみ目。 きざみ。IIきざ【危坐・危座】〔「危」は高くする意〕かしこまって座ること。 端座。 正座。III
「~して少しも動かぬ/筆まかせ(子規)」
きざ【気障】〔「きざわり」の略〕(1)服装・態度やものの言い方などが気取っていて, いやみな・こと(さま)。「~な奴」「~なせりふ」
(2)気がかりなこと。 また, そのものやそのさま。「あたらしい通ひに~な引残り/柳多留 5」
(3)相手にいやな感じを与えること。 また, そのものやそのさま。IV「おつと~をいつたの。 勘忍さつし/人情本・梅児誉美 3」
きざ【起坐・起座】(1)起きあがってすわること。「君何ぞ~するを要せんや/世路日記(香水)」
(2)座を立つこと。V「威儀師覚俊~して南の弘庇(ヒロビサシ)に出でて/盛衰記 3」
きざ【跪坐・跪座】ひざまずいてすわること。VI「殿上地下の人々~して敬礼す/誕生(潤一郎)」
きざ【騎座】馬上で安定を保つため, 騎手の両膝が馬体をはさみこむ部分。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.